インド占星術でみる幸運期

インド占星術は、中長期的な予測をするのに優れていると言われています。
その予測はダシャーシステムを使います。
ただ、このダシャーシステム、簡単なようで難しいです。
なぜなら、星がハウスを移動したら、すぐさま環境が変わるものではないからです。

ダシャーラグナを見よう
ダシャーラグナが重要ではないか、という仮説をもとに、ホロスコープを見ていると、ハンドワゴン効果もありますが、なかなかしっくりくるものではあります。
ダシャーラグナの見方
今、マハーダシャーがどの惑星かを特定します。
その惑星がどこのハウスに入っているかで、その時期が大枠で幸運か不運かを見ます。
たとえば、マハーダシャーが6ハウスだと、困難なハウスなので、とても苦しい時期となります。
その苦しさの中にも成功はありますので、悲観せずともよいと思いますが
大抵きついと覚悟してください。
メインの惑星が5ハウスにきていると、幸運のハウスなので、全て思うがままハッピーラッキー、パリピでGOみたいになるかといえば、そうでもありません。
「あれ、ダシャー変わっているのに、何も変わりません」という方も少なからずいらっしゃいます。
そりゃ行動していなきゃ、変わりませんからね。
行動しまくっても、結果でないときは論外として、
ちょっと行動したら、めっちゃデカイ魚釣れたよ!というのが、まあラッキーな時期ということでしょう。
それでも、そんなに5室のラッキーを感じていない人が、私を含め数名います。
そんなときは、ダシャーラグナを見てみましょう。
マハーダシャーの惑星を1室に置き、アンタラダシャーの惑星がどこに来ているかでラージャヨーガ&ダーナヨーガの場所と規模を特定します。
ラージャーヨーガができているアンタラダシャーの時期は、高い確率で成功できるというのが、わたしの経験です。
結論
わたしの個人的体感がメインの検証となりますが、
マハーダシャーが5室に変わるだけでは、ほぼ何も変わらない。
ただ、ダシャーラグナでみたときの、アンタラダシャーの星の配置で、かなりラッキーな配置になっていると、
思わぬ幸運が巡ってきました。
予想外の幸運です。
ケーススタディ
上の画像のホロスコープの検証になりますが、
Ke-Ju やること全部裏目に出る。みくびっていたレベルの仕事さえ外し、お先真っ暗に。
Ke-Sa 3年後にありつけたらラッキーかなと考えていた仕事の依頼が急にくる!それも双子座関連の仕事!ついにきた!ステージアップじゃないの。
Juは幸運の星ではありますが、減衰火星からの8番目のアスペクトでひどく傷ついています。
また木星は仕事には、あまり適さないですね。
だらだらしちゃう。ぶくぶくもしちゃう
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