最高の人生の作り方〜晩年の幸せの形

ダイアン・キートンって若い頃より60歳以降の方が綺麗ですね。
皺皺だけど……。
女性の綺麗の秘訣について、映画を見て参考にしたいと思います。
感情的で無邪気
65歳の寡婦をダイアン・キートンが演じています。
彼女は売れないシンガーなのですが、舞台上で亡くなった夫を想うと歌を中断して号泣してしまうような女性です。
純粋に、ずっと歌手として自分の世界を大事にしてきた人です。
ただの65歳の太ったおばさんとは違い、彼女はスリムな体型で情緒たっぷりに歌います。
その歌声が、情緒的で男性が応援したくなっていきます。
そして、隣人の気難しい不動産業の男性と結ばれます。
この男性も、早くに奥さんを亡くし、一人息子はジャンキーで刑務所に入っていて孤独で偏屈で、近所の人にも嫌われています。
ところが、あるとき孫娘が現れ、隣人の女性と一緒に世話をしていく中で、過去に生きて止まっていた時間が流れ出していきます。
60過ぎの恋
お互い全く違う人生を歩んできて、習慣も違う二人が一緒に暮らしていくことは、若い頃でも困難を伴います。
恋は盲目で恋愛ホルモンが出ている開始3年は、うまくいくでしょうが、そのあとは人と人との繋がりです。
お互いがお互いをどれだけ思いやれ、理解しあえるか、とことん話し合って譲ったり、譲られたり、合意点を見つけたりして関係性を続けていきます。
60歳にもなると、価値観が出来上がってしまっていて、人と妥協するのは難しくなるように思いますが、この映画を見ていると、成熟した者同士の繋がりも良いものに見えます。
過去も丸ごと包み込んで、相手の幸せを願って暮らしていく
そんな幸せな風景が描かれていました。
恋愛適齢期

ダイアン・キートンが出ている恋愛映画は、他にもあって、こちらは若い男性に求愛されたり、若い女性に現を抜かす浮気男性との擦ったもんだを演じています。
結論から言うと、彼女はやっぱり二人の男性から取り合いになるんです。
なぜかと言うと、脚本家という才能ある女性だからでもあるのですが、それ以上にやはり感情表現が豊かなのです。
傷つくことを恐れて、自分の本心を引っ込めて過ごすのではなく、情熱の中に飛びこんでいきます。
加えて、年齢による包容力に、男性は癒され愛情を分かち合える人として認識されています。
モテかわ女性
これらの映画には、熟年女性の寂しさや、楽しみ、可愛らしさが表現されていました。
自意識過剰な若い頃と違い、人と比べて自分を測ったり、優越を競ったりすることよりも、自分自身の喜びに関心が向いてくる時間なのかもしれません。
そんな女性は、可愛いお婆さんになっていくのでしょうね。
世話焼き婆さんになって、鬱陶しいと思われるより、絶対にいいですよね!
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